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ワシントン──ヒトの特徴である「二足歩行」が進化したきっかけが、「エネルギー節約」だという
説を裏付ける実験結果を、米国の研究者が17日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。
ヒトの祖先が二足歩行を始め、ヒトへと進化した過程に、エネルギー消費という生化学的な面や、
歩き方という解剖学的な面が強く関与していることを示唆する研究だとして、注目されている。

米ワシントン大学とアリゾナ大学、カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、遺伝的にヒトに
近いチンパンジー5頭に、酸素吸入量などを調べる機器を装着し、トレッドミルの上で歩かせ、
エネルギー消費量を測定した。

その結果、二足歩行時と四足歩行時における消費エネルギー量について、個体差が非常に大き
なことが判明した。

ある個体は、二足歩行時の方が四足歩行時よりも、より少ないエネルギーで済んだが、ある個体
では二足歩行時と四足歩行時で、消費エネルギー量はほぼ同じだった。また、ある個体では、
二足歩行の方が四足歩行よりも、より大きなエネルギーを必要としていた。

一方、ヒトにも同様の実験を行ったところ、ヒトでは二足歩行時の消費エネルギー量が、四足歩行
のチンパンジーの約4分の1と、二足歩行の方が効率がよかった。

この結果から、ヒトとチンパンジーの共通の祖先のうち、二足歩行の方が消費エネルギー量が
少なくてすむ個体にとって、より広範囲にエサを探すことが可能となり、繁殖機会が増えたことから、
二足歩行する個体が増えた。そのため、二足歩行をする個体群と、四足歩行の個体群が別れて、
別の種になったと考えられるという。

研究を行ったアリゾナ大学のデイビッド・レイチレン人類学准教授は、「個体差が非常に大きなこと
に驚いた。進化が働く上で、個体差があることは最低条件。個体差がなければ、進化は生まれない」
と話している。

CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200707180020.html

Chimpanzee locomotor energetics and the origin of human bipedalism
Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 10.1073/pnas.0703267104
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/0703267104v1

 この国は科学技術で生きていく、だから子どもの理科離れを何とかしようと
国は旗を振る。その一方で小学校の理科の授業時間数は、25年間で約4割減った。
子どもは実験や観察が大好きだが、「ゆとり教育」で真っ先に削られた。

 学ぶ環境も豊かではない。実験・観察に必要な器具を、公立小学校がどの程度
そろえているか、文部科学省が04年に調べたところ、基準に対する充足率は
23%だった。例えば光学顕微鏡はクラス全員が「1人1台」で観察できる41台あるのが
望ましいと基準は定める。しかし実際には平均12台しかなかった。

 不思議なことに、この基準を決めたのも、買う金を出し渋っているのも国なのである。

 基準は「理科教育振興法」に基づいて国が定める。学習指導要領を実行できる機器を
学校が買えるよう、国は支援する義務がある。ところが、10年前には35億円あった
国の補助金が、今年度は13億円まで減った。

 背景にあるのは「三位一体の改革」だ。国が補助金を減らしたら、地方自治体は
顕微鏡より福祉や介護に金を回した。現状はもはや、理科離れというより行政による
「理科離し」である。

 ここまで形骸(けいがい)化した基準自体、適切なのか。現場の意見はさまざまだ。
「機器がないからいい授業ができない」という声に交じって「創意工夫すれば、
機器がなくてもいい実験はできる」という教師もいる。

 別の調査では小学校教師の6割が「理科が苦手」と答えた。これでは創意工夫にも
限界がある。「理科離し」に付き合わされる子どもが気の毒になる。(科学環境部)


TITLE:MSN-Mainichi INTERACTIVE
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20070822ddm002070106000c.html

 

写真は3日、時速568kmでの走行に成功して鉄道の走行速度世界記録を更新したフランスが誇る
新幹線TGVのV150型車両。これまでの世界記録は同じTGVが2007年2月に記録した時速553km
だった(公式の世界記録はTGVが1990年に記録された時速515km)。

日本の新幹線の場合、のぞみ「700」系山陽区間の最高速度は、時速285kmとなる。つまり、フラ
ンスのTGVは、試験走行ながらも日本の新幹線の最高速度の倍近くで走行したこととなる。

この時速568kmという速度はJR東海が研究開発を進めるリニアモーターカーが山梨実験線で
記録した時速581kmの最高速度にも迫るものとなっている。

テクノバーン 2007/4/3 21:30
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200704032130

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