ニューストピックを紹介
[282]  [281]  [280]  [279]  [278]  [277]  [276]  [275]  [274]  [273]  [272

 親鳥の鳴き声をまねて多彩なさえずりを身につける鳥は、脳に特有の物質が存在して
いることを、理化学研究所脳科学総合研究センターの生物言語研究チームが突き止めた。
さえずりの学習能力を遺伝子レベルで解明する成果で、日本神経科学学会(今月10~
12日)で発表した。

 鳥類には、生まれながらに持っている鳴き声しか出せない種類と、親から学び、成長する
につれて、さまざまな歌声を出せるようになる種類がある。両グループの脳機能の違いは、
詳しく分かっていなかった。

 岡ノ谷一夫チームリーダーと松永英治研究員は、歌声の学習能力があるジュウシマツと
セキセイインコの大脳を分析。学習領域の遺伝子の働きを調べた結果、アンドロジェンという
性ホルモンの受容体と、細胞接着分子のカドヘリンが作られていることが分かった。
学習能力がないウズラやハトでは、これらの物質は検出されなかった。

 鳥のさえずりは、雌を引き寄せる性行動の一種。性ホルモンが関係しているのはそのため
とみられ、カドヘリンは脳の神経回路をつなぐ役割を果たしているらしい。

 岡ノ谷リーダーは「鳥が歌声を学ぶ脳の仕組みは、人間が言葉を学ぶ仕組みとよく似ている。
人間がどのように言語を獲得したのかを解明する糸口になる」と話している。(長内洋介)

産経新聞
http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/070917/kgk070917000.htm

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
Mアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2010/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア