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穀物などから生成されるバイオ燃料の利用は、これまではカーボンニュートラルのために
地球温暖化防止に役立つとされてきたが、こうした考えは誤っているという独自の研究報告
がドイツ人研究者によって発表された。

 バイオ燃料の地球温暖化に対する効果を研究したのはオゾンホールの研究で1995年に
ノーベル化学賞を受賞したドイツ人大気化学者のパウル・クルッツェン博士を中心とする
研究グループ。

 クルッツェン博士はバイオ燃料として広く用いられている穀物から生成された燃料を分析。
その結果、穀物から生成されたバイオ燃料は一般の燃料に比べて2倍の亜酸化窒素(N2O)
を排出することを突き止めた。クルッツェン博士はバイオ燃料はN2Oを排出するため、カー
ボンニュートラルとは言い切れず、N2Oの排出量如何によっては却って地球温暖化を促進
する効果を持つ可能性もあると論じている。

  N2Oは二酸化炭素(CO2)の310倍の温室効果を持つことで知られている。

 クルッツェン博士によるこの研究成果は化学専門誌「Chemistry World」の9月号に掲載予定。


http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200709222351&page=2

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