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アシカやアザラシなどの鰭脚(ききゃく)類は陸上の哺乳(ほにゅう)類が魚を求めて水に入って
進化したと考えられているが、その進化を裏づける全身骨格化石がカナダの北極圏の島で見つかった。
カナダとアメリカの研究者が、23日付の英科学誌ネイチャーで発表する。

 見つかったのは、全長約110センチの動物化石。全体の約65%が残っていた。
頭蓋骨(ずがいこつ)の形はアザラシに似ているが、長い尾と平らな指を持っており、
4本の脚の骨の形はカワウソに近いという。2400万~2千万年前のものとみられている。

 アザラシなど半水生の肉食動物は、陸生の祖先の脚が変化したひれを持つと考えられてきた。
ダーウィンは「種の起源」で、時折餌をとりに水に入った動物が適応して体形を変えていく過程を予見したが、
その証拠は見つかっていなかった。ダーウィンにちなみ、化石の動物は「プイジラ・ダーウィニ
(ダーウィンの若い海棲(かいせい)哺乳動物)」と名付けられた。(松尾一郎)
(.asahi.com)
http://www.asahi.com/science/update/0423/TKY200904220320.html

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